チェスと将棋

(前回の続き)
前回チェスの話がでてきましたので、
少しチェスの話をしたいと思います。
チェスは将棋とルールが近いので、
よく比較されます。
将棋とチェスの大きな違いは、
とった駒を再利用できるかどうかです。
本当かどうかわかりませんが、
戦後の占領期、GHQの高官が
「将棋は捕虜を戦争に使うから残酷だ。けしからん」と
言ったということです。
しかしよく考えると、
将棋の場合、取った駒は常に再利用の可能性があるので、
すべての駒がゲーム終了まで生き続けているとも言えます。
戦略上も相手の持ち駒を常に考慮しています。
(たとえば、相手が角を持っているからその角を自陣に
打ち込まれる隙をつくらないように駒組する、など)
チェスの場合は取られた駒は2度とゲームに登場しませんので、
取られたというよりは
死んだ、殺したという表現が正しいでしょう。
それとチェスの駒が将棋と違ってよりダイレクトに
人や馬の形をしていることもあり、
どうも私には将棋よりもチェスの方が残酷なゲームに思えます。
マナー上はダメだと思いますが、
自分の駒を指で持った状態でこれから取る相手の駒をカタンと倒すと
「殺した感」がとても強く出ます。
チェスが残酷だと考えるのは私だけではないようで、
映画などで「冷酷で頭のいい人物」がチェスをやっている
場面がよく出てきます。
チェスの場面を映すことで
その人の冷酷さと知性を同時に表現しているわけです。

<終わり>

――――――島原半島・長崎県の特産物紹介―――――――

  

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